輸入版DVD再生についての記録
日本のDVDは、リージョンコードが2、映像はNTSC。
一般のテレビやDVDプレーヤーは、このDVDを再生できます。
これ以外のDVDを再生するにはパソコンを使います。
パソコンにDVD再生ソフトが入っていないときは、
フリーソフトのVLCメディアプレイヤーやGOMプレイヤーを使います。
パソコンをテレビをHDMIコードでつなげばテレビで楽しめます。
(解説)
[1]リージョンコード
リージョンコードは国ごとに決められた数値で、日本や英国は2です。
リージョンコードが同じかリージョンコードフリーのDVDには再生制限なし。
[2]再生する光学ドライブ
光学ドライブのファームウェアにはリージョンコードが設定されています。
それ以外のDVDを再生するにはファームウェアのリージョンコードを書き替えます。
ただし、書き替えは5回しかできません。
[3]NTSC、PAL、SECAMは、テレビでお馴染みの方式。
(追記、2013/3/7)
たくさん売れる映画やドラマのDVDは、日本語字幕や吹替をつけた日本版DVDが作られます。しかし売れる数が少ない音楽やドキュメンタリーは、日本語版DVDが発売されない事も多いです。もともと言葉や文字がほとんど入ってないなら尚更。
例えば、日本版、米国版、中国版のDVDを再生したとして。(カッコ内はリージョンコード)
日本版(2) ⇒ 米国版(1) ⇒ 日本版(2) ⇒ 米国版(1) ⇒ 日本版(2) ⇒ 中国版(6)
書き替え 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
6回目の書き替えはできません。今後このパソコンは中国版DVDしか再生できません。
リージョンコード書き替えは再生時に確認メッセージが出る程度なので気付かないかもしれません。結局それぞれのリージョンコード用に、USB外付けのDVDドライブ(三千円位)を買っておくしかなさそうです。
