エアリーフォトと言えば、山本まりこさん。
FUJIFILM X-Story 山本まりこ
エアリー&ミスティーの所で簡単に設定を述べて下さっています。簡単に言うとこんな感じ。
・フジの「ハイライトトーンとシャドートーンをマイナス」と「ダイナミックレンジDRを400%」設定は、一般的には「コントラストを下げる」ことです。ハイライト側(明るい部分)で、淡い色と滑らかな階調を出します。
・シャープネスを下げます。シャキッ!とした感じから、ふわっとした優しい感じになります。
・明るさ設定や露出補正を上げて、少し白飛びする程度に写真を明るく(ハイキーに)します。
・フジの「カラー」設定は、一般的には「色の濃さ(彩度)」設定です。その時の判断で設定します。色を濃くしたり淡くしたりして、自分が写したい「ほんわり感」を出します。
デジカメの標準設定だと、シャキッ!としたハッキリクッキリ!の写真になります。
画質設定を変えれば、ふんわり優しい感じのエアリーフォトが撮れます。
先週、弁当の写真を撮った時のニコンJ1の設定です。
撮影モード:P
ホワイトバランス:AUTO
ISO感度設定:A800(オート100~800)
アクティブDライティング:OFF
高感度ノイズ低減:ON
ピクチャーコントロール:NL*(ニュートラルをベースに変更)

ピクチャー・コントロールを変更します。
Picture Control:NL ニュートラル

詳細設定の画面に入ります。

設定を変更します。
輪郭強調(シャープネス):0(最低)
コントラスト:-3(最低)
明るさ:+1(最大、ハイキーぽく)
色の濃さ(彩度):+2 ※
色合い(色相):0(標準)
※ 色の濃さ(彩度)は好みで変更します。
淡い色やモノクロっぽくする時は下げます(0~-3)
濃い色で華やかにする時は上げます(+3~+2)

画質設定を終了して、撮影状態で露出補正を変更します。
露出補正:+1.0
あとは、実際に撮ってみて調整します。
以上
【追記】
参考までに、上記のエアリーフォト撮影と、スタンダード撮影を比べて下さい。
舞菜弁当2014/1/20、エアリーフォトとスタンダード撮影
舞菜弁当2014/1/21、エアリーフォト
舞菜弁当2014/1/22、エアリーフォト
舞菜弁当2014/1/23、スタンダード撮影
修正:2014年8月24日、2015年10月、

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